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USCPA(米国公認会計士)資格情報

● USCPAとは
現在の世界的な会計基準統一の動きにより、日本の会計基準にも国際会計基準導入が決定されました。それにより、特に海外展開する日系企業においても、グローバルに通用する会計処理及び、財務諸表のディスクローズが求められています。また現在は国際的な自由競争時代であり、日本へ進出する外資系企業の増加機運、日系・外資系企業との合弁企業設立等もあり、国際会計基準のベースとなる米国の会計基準に精通したCPAへの企業ニーズは急拡大しています。
また、そういった国際企業をサポートする会計事務所・監査法人でも資格保持者を求めるケースが増えてきています。
注目度も高く、資格取得も比較的容易ですが、実際の業務上では、資格もさることながら、高い英語力も必要とされます。取得した資格を更に活かす為にも、英語力向上への研鑚も忘れてはなりません。(資格取得後は、さまざまな場所での活躍が期待できるが、海外進出企業専門の会計事務所として独立してみるのも一つ。)

資格詳細DATA
試験内容
試験は以下の通り4科目に分かれており、全4科目を合格する必要があります。
※2004年4月の試験制度改定後、試験は全米各州(約350ヶ所)のテストセンターにてコンピューターにより実施される様になりました。

FAR(Financial Accounting & Reporting/財務会計)(4時間)
企業・非営利団体・政府機関を対象とした会計基準に関する知識・能力が問われます。

AUD(Auditing & Attestation/監査および諸手続き)(4時間30分)
監査手続き・監査証明業務、内部統制に関する知識・能力が問われます。

REG(Regulation/諸法規)(3時間)
連邦税、商法、また会計士としての職業倫理・社会的責任についての知識・能力が問われます。

BEC(Business Environment & Concepts/企業経営環境・経営概念)
(2時間30分)
ビジネスの構造について、限界計算を含む管理会計について、またミクロ・マクロ経済学を含む経済学、IT、投資の意思決定等に関する知識・能力が問われます。

出題形式としては、四択形式(Multiple Choice)とシュミレーション形式(Simulation)の2種類があり全問が四択形式である「BEC」を除き、残り3科目は全て四択形式が7割・シュミレーション形式が3割の出題比率となります。
試験期間

これまでは5月と11月の年2回でしたが、2004年4月以降は以下の通り、1年を4つの試験期間に区分し、試験が実施されます。

・ 第1期;1月〜3月
・ 第2期;4月〜6月
・ 第3期;7月〜9月
・ 第4期;10月〜12月

※ 試験管理等の為、3月・6月・9月・12月は試験は実施されません。従って、年間で最大4回の同一科目受験のチャンスがあります。(同じ試験期間の中で不合格となった科目を再受験する事は出来ません)

合格基準

これまでは全4科目を受験の上、「2科目以上で合格点、且つ残り2科目で50%以上」という基準がありましたが、試験制度改定後は1科目ずつの受験が可能となり(受験科目の順序も受験者の任意で決定可能)、各科目とも75点が合格基準となります。
また科目合格制度として、18ヶ月を経過した合格科目は合格時期の古い順に失効となり、再受験しなければなりません。従って全4科目を18ヶ月(6回の試験期間)以内に合格する必要があります。

受験資格 基本的には4年制大学卒業に加えて、会計やビジネスに関する単位が必要とされています。しかし、短期大学卒業の方でも受験可能なデラウェア州もあり、また必要とされる会計学に関する単位数もカリフォルニア州とメイン州で差がある等、受験資格は各州により異なります。
合格後

CPAの資格には3つの証明書があります。どの段階までの取得を目指すかにより、受験する州の選択基準も変わります。

  1. 合格証書
    CPA合格者としての一定水準の知識・能力が証明されます。
  2. サーティフィケート(Certificates)
    州政府にCPAとして正式登録でき、一般企業において経理・財務等の業務を行う場合はCPAと名乗る事が出来ます。しかし対外的に監査業務・税務業務・記帳代行業務等の会計・税務サービスを行う場合はCPAと名乗る事が出来ません。
  3. ライセンス(Licenses)
    米国で独立・開業する為に必要な営業免許です。開業する州のライセンスが必要になります。会計事務所の代表者となる場合のみ必要となる証明書ですので、日本国内で勤務する場合は一般的には不要です。また、監査報告書の署名者については、このライセンスを取得する必要があります。
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