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【転職成功事例 その3】税理士としてもっと幅広い業務にチャレンジしたい!

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会計トピックスの新たなシリーズ記事として「会計業界の転職成功事例」をご紹介していきます。
こちらのシリーズでは会計業界で転職を成功させた方々の事例を通して、転職までの経緯や転職先決定のポイント、決定までをサポートしたキャリアアドバイザーからの声もご紹介致します。

事業承継や組織再編など、幅広い税務コンサルティングの業務にチャレンジしたい! 若さと資格を活かして、BIG4税理士法人から中堅税理士法人へ転職。

Sさん(28歳/男性)

転職前:BIG4税理士法人(所員 約500名) ⇒ 転職後:中堅税理士法人(所員50名)
資格:税理士試験科目5科目合格(簿・財・法・消・相)
年収:転職前700万円(残業代込み) ⇒ 転職後580万円(年俸制)

■転職までの経緯

Sさんは、20代前半の頃に税理士試験3科目に合格しました。就職先として、規模の大きな顧客が多く、ダイナミックな仕事をしたいという思いもあったことと、業界的な知名度もあり年収水準も高かったBIG4税理士法人に入所しました。 入社後は、金融機関をクライアントとする金融部に配属となり、日本を代表する有名金融機関の税務業務に従事できるということで遣り甲斐を感じていましたが、入社して4年目が経過し20代後半にさしかかった頃から金融以外の業種の税務に携わりたい気持ちや組織再編や事業承継などの税務コンサルティング案件にも携わりたい気持ちが強くなってきました。また、自身の市場価値も確認したいという気持ちも強くなり転職活動を開始されました。

■転職決定のポイント

約1ヶ月の転職活動の結果、Sさんは従業員50名規模の中堅税理士法人へのご転職を実現されました。 転職先の税理士法人は、組織的にはBIG4税理士法人ほど大きくない代わりに一人一人の税理士の業務範囲が広く、上場企業、上場関連子会社、中堅企業、中小企業など大小さまざまな企業に総合的に対応していました。加えて事業承継を検討中のオーナー企業のクライアントなども複数ある環境でした。Sさんは転職活動中に幾つかの中堅税理士法人の選考を受けましたが、最終的には業務レベルや、「クライアントに対して横断的な対応がしたい」というSさんの希望が満たせる同税理士法人に転職することを決定されました。 転職して6ヶ月後には、すでにSさんは既に幅広い顧客を担当し、税務申告書の作成以外に企業の合併や分割、事業承継、組織再編など様々な案件に従事し始めていらっしゃいました。

BIG4税理士法人では大手企業に対する高度な税務業務を経験できる一方で、クライアントが大規模すぎてサービスを提供している実感が薄いと感じられる方もいらっしゃいます。また、税務以外のアドバイザリーは別の部署や関連会社にて行うことも多く、業務の幅が広がりづらいというお話もよく聞きます。 一方で、会計事務所業界にはBIG4税理士法人と同等の年収を提示できる会計事務所は多くありません。そんな中、年収をダウンさせてもそれを補って余りあるご経験が積める環境に転職したいという方も多くいらっしゃいます。ライバルが多い中、面接で苦戦することもありましたが、無事に希望された業務ができる税理士法人への採用が決まり、本当に良いご縁が生まれたと思います。新天地での活躍をお祈りしています。

今回の「会計業界の転職成功事例」はいかがでしたか? 今後もさまざまな転職の事例を定期的に掲載していく予定ですので、お楽しみに!

(担当/キャリアアドバイザー)

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