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会計系職種の最新求人動向【2015年4月】

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カイケイ・ファンをご覧の皆様に、2015年4月の最新求人動向についてお知らせ致します。 経理・財務、経営企画、役員(CFO)、会計事務所、監査法人など会計系職種の月次レポートとなりますので転職活動をお考えの方は、どうぞご参考ください。
※下記データに関しては、弊社にご依頼があった求人情報を元に作成しております。

2015年4月求人数動向について

【図1】求人数動向(直近6ヶ月・昨年同月比の求人数)

 【図1】求人数動向(直近6ヶ月・昨年同月比の求人数)

多くの企業が新年度を迎えた4月。求人数は直近6ヶ月で最も増加し、昨年と同様の動きをしています。
年明け以降、やや低迷していた求人数が4月に入り大きく回復し始めており、2月と比較すると10.4%増加、3月と比較すると8.4%増加しています。
この理由としましては、期が変わり中途採用の新しい予算が組まれた事で、求人が増加したものとみられます。

年収層別の求人増加について

経理・財務、経営企画、役員(CFO)、会計事務所・監査法人など会計系ポジションを年収層別に昨年同月と比較してみました。

【図2】年収層別の求人数


【図2】年収層別の求人数

上の図のように、高年収層の求人数も昨年と比べ増加傾向にあります。
全年収層の中で最も求人数が多かったのが400~499万円、次が500~599万円の層でした。
注目すべき点は、399万円未満の年収層を除き、全ての年収層が増加傾向にある点です。 特に800万円以上の求人の伸び率が顕著で、昨年同月比で800~899万円層が27.9%増加、900~999万円層が34.9%増加、1000万円以上層が25.0%増加していました。

800万円以上の求人の内訳をみていくと、以下2つに該当する求人の増加が伺えました。
(1) 新興上場企業やIPO準備ミドルステージなどの中堅企業でのマネージャー~部長の募集
(2) ベンチャー企業やIPO準備アーリーステージなどの小規模企業での部長~役員の募集

今期転職を検討される会計系職種の方にとっては、規模・業種ともに多様な求人が発生しているため選択肢が広がることでしょう。今後ますます転職活動の追い風になる事が予想されます。
昨年以上に活発な転職市場となる事を期待出来る、幸先が良い1ヶ月となりました。今回のデータが参考になれば幸いです。

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(文/シニアコンサルタント)

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