会計業界の業界動向・トピックス

会計業界トピックス

【トップ会計人が語る】資格を武器にして、自分が本当にやりたいことにこだわりをもって、就職先を決めて欲しい。

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東京・港区 日本中央税理士法人
代表社員
青木 寿幸氏

大学在学中に公認会計士二次試験に合格。大学卒業後、アーサー・アンダーセン会計事務所に入所。その後、モルガン・スタンレー証券会社、本郷会計事務所を経て、平成14年1月に株式会社日本中央会計事務所、及び日本中央税理士法人を設立。現在に至る。

大学卒業後から現在までの経緯

2gazou-thumb-150xauto-10 私は大学在学中に公認会計士の二次試験に合格したのですが、高校生の頃から証券マンになることに憧れをもっていたので、通常の就職活動も行い、希望していた証券会社の内定も頂きました。ただ、当時は平成のバブルが崩壊し、監査法人の就職は氷河期で、先に公認会計士のインターン(実務従事)を行なわないと転職は難しいと、アーサー・アンダーセン会計事務所から助言されました。また、専門家としての経験を積んだ上で、証券会社に転職する方が、より良いキャリアが作れるのではないかと判断し監査法人へ入所しました。

  実際に、アーサー・アンダーセン会計事務所の同期は年齢もバラバラで、銀行やシンクタンクの出身者、海外から転職してきた人、3年以内に転職するステップアップで入社したと公言する人など、誰もが自分のキャリアを真剣に考えていることに刺激を受けました。入所後は、監査だけではなく、銀行や大手製造業に管理会計を導入したり、業績改善や組織改革の提案を行なったのですが、インターンの要件を満たしたことを機に、念願の証券会社に転職いたしました。

  モルガン・スタンレー証券会社では様々な経験をさせて頂きましたが、結局、自分の実力を一番発揮できるのは会計の世界ではないかと思い立ち、本郷会計事務所に入所して、M&Aのアドバイザリー業務、節税対策の提案等の業務を勉強させて頂き、平成14年に当法人を設立して、今日に至ります。

近い将来の会計業界について

1gazou-thumb-150xauto-9 今後の会計業界の動向としては、お客様に対して、単純な記帳や申告ではなく、新しい価値を提案できる事務所だけが生き残っていくと思います。というのも、情報システムが発展することによって、経理ほど自動化・簡略化される業務はないからです。国税庁が、インターネットを使った個人の確定申告システムを構築したことからも分かります。その為、今後はシステムだけでは完結できない部分、例えば事業計画書の作成、投資戦略の助言、M&Aの仲介、企業再生やIPO支援、IR戦略の立案、海外進出支援など、様々なコンサルティングを行なっていかなければいけません。

 そのときにWebを上手く使えば、コンサルティングの幅が広がったり、移動コストが削減できたり、もっと新しい価値が生まれる原動力になると確信しております。さらには、Webによって地域ごとではなく、全国からの新規のお客様から直接お問合せを頂く仕組みが一般化すれば、会計業界にもっと競争が生まれ、これまで以上にお客様の目線に立ったサービスを提供できるようになると思います。

 会計業界内でもっと熾烈な競争を行い、今以上にサービスの質を向上させていくことは、お客様にとってだけではなく、会計業界そのものの認知度向上につながります。それによって業界全体が活性化していくことを願っています。

マスコミへの露出や、書籍の執筆活動

gazou3-thumb-150xauto-13 私は事務所の経営を行う傍らで、執筆活動も意欲的に取り組ませて頂いており、これまでにも数々の書籍やDVD等を出版しています。一番新しいものですと、『会計天国』と『投資ミサイル』が挙げられます。『会計天国』については、お陰さまで会計関連書籍の中では異例の反響を頂いており、現在約9万部が発行されました。また、先日刊行させて頂いた『投資ミサイル』も順調な売れ行きで、発売から1カ月で既に3万部が発行され、シリーズで合わせて12万部を突破しております。

 本来であれば購読者数が限られている会計関連の書籍が、なぜここまで反響を頂けたかと言えば、専門家向けではなく、今まで会計はあまり知らないが、本当は勉強してみたいというビジネスパーソン向けに執筆させて頂いたからではないでしょうか。会計業界や経理の仕事をする方だけではなく、経営者はもちろん、営業マンや広報担当者も会計の知識を身に付けることで、物事の見方や情報の読み取り方が大きく変わってくると思います。『会計天国』と『投資ミサイル』は、初心者でも読みやすく書かれているので、是非みなさんに興味を持って頂けたら嬉しいです。

カイケイ・ファンをご覧の皆様へ一言

 これからの会計業界を背負っていかれる方々に対してお伝えしたいことは、『自分のやりたいことに、こだわって欲しい』という事です。というのも、私も証券会社に入社したいという『こだわり』がなければ、今でも転職せずに、最初の会計事務所でずっと働いていたと思うからです。結果的には辞めてしまいましたが、証券会社で働くという目標を達成したことが、次に自分がやりたいことを見つける原動力になりました。人生におけるちょっとした『こだわり』のための努力の積み重ねが、その後の人生を正しい方向に導き、最後には大きな成果につながっていくのだと実感しております。
 昨今は、私が就職活動をした時代と同じように、大不況の影響で、試験に合格しても自分の希望の叶う就職先を見つけることが出来ない方が多いと聞いております。この様な時代だからこそ、常識にとらわれたり周りに流されたりせず、自分としての『こだわり』を持って仕事にチャレンジし、会計業界をもっと明るく、一般の方にも開けた業界にして頂きたいです。それは1人の力では難しく、業界のみんなが同じような意識を持つことが必要だと、強く思っております。
(2010年7月5日掲載)

日本中央税理士法人

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