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これから求められる税理士像とは? ~税理士が今後身につけるべき能力・スキル~

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2012年6月27日掲載

2012年5月、名古屋商科大学大学院のオープンキャンパスにて「これから求められる税理士像とは? ~税理士が今後身につけるべき能力・スキル~」について講演会が行われました。今回のトピックスでは、講演でお伝えしたテーマでもある「税理士が今後身に付けるべき能力、スキル」についてお伝え致します。

 昔と今の会計事務所業界・税理士の仕事内容の違いとは?

数十年前、IT化が進む以前の会計事務所業界には会計ソフトもなく、記帳などはすべて手書きで行っていました。そのため、税理士の収益の中心は記帳代行業務や決算・申告書作成業務であり、顧客もその業務を税理士に求めていました。また当時は現在とは違い、経済が一貫して成長しており、顧客の業績もほとんどが右肩上がりであったため、資産保全や資産拡大といったアドバイスなどは、ほとんど要求されない状況でした。

しかし、パソコンおよびインターネットの急激な普及によりITリテラシーが高い顧客が増え、昨今の不景気で先行きが見えない経済状況の中、記帳代行業務や決算・申告書作成業務だけを期待する顧客は少なくなり、経営アドバイスや節税対策、事業承継、MAS業務など、顧客のニーズは多岐に渡るようになりました。その結果、税理士には過去の数字をまとめるだけの「過去会計」業務よりも、現在~未来につながる経営のアドバイスなどの「未来会計」の業務が求められる時代となりました。

 これからの税理士に必要な能力・スキルとは?

税理士として、基本的な税務会計分野を扱っていく以上、税務会計知識の習得は最低限必要です。また、日本企業の海外進出にともなって国際的な税務の仕事も増えてきており、ある程度の語学力や、国際的な税務対応のスキルなどのニーズも高まってくるでしょう。 ただ、会計参与や電子申告などの新しい制度も次々に登場し、決算対策や資金繰り、株主対策、金融機関対策、事業の再編、社会保険について、労使関係の悩み、取引先との交渉など、多岐に渡る顧客のニーズにも柔軟に対応していかなくてはならない為、知識や語学だけではなく、提案力や表現力(アウトプット)、論理的思考力、決断力、行動力、問題解決能力など、経営全般に関わっていける実践力がこれからの税理士にとって必要な能力になってきています。 現代の複雑化した経済社会において様々な分野にアンテナを張り、博識を高め、その蓄積された知識・情報を周りへ的確に伝えるコミュニケーション力を培っていくことは、これから税理士業に従事される方々にとって大きなポイントになるかもしれません。

(文/キャリアアドバイザー)

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