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憧れの戦略系コンサルティングファームで働く公認会計士が登壇! 戦略コンサルキャリアセミナーが開催されました。

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2015年11月24日掲載

2015年10月10日(土)に、公認会計士を中心とした会計プロフェッションの方を対象に、『戦略コンサルキャリアセミナー&交流会』が開催されました。

 
公認会計士の主なキャリアパスの一つとして、コンサルティングファームへの転職があげられます。具体的には、会計・財務・税務系コンサルティング、システムコンサルティング、業務改善コンサルティング系といった分野がメインとなる為、戦略系コンサルティングファームに転職される方は極めて少数と言っても過言ではありません。戦略系コンサルティングファームは、保有資格よりも、そもそもの能力の高さや人間性の高さが求められる為、資格や専門性を活かしたキャリアパスを構築していく公認会計士にとって親和性が高い領域ではないというのがその理由と言えます。
しかしながら、自身が公認会計士であることの価値を敢えて重んじずに、果敢に戦略系コンサルティングファームの領域にチャレンジし、大活躍している公認会計士が存在するのも事実です。今回は、そのような希少価値の高いツワモノ公認会計士をパネラーとして迎え、戦略コンサルで働くことの遣り甲斐や苦労などについて、沢山のお話を伺うことが出来ました。

ベイン・アンド・カンパニーやマッキンゼー・アンド・カンパニーをはじめ超一流戦略系コンサルで働く公認会計士が登壇!

今回のイベントでパネリストを務めて頂いたのは以下4名の方々です。

■ベイン・アンド・カンパニー 長濱 賢吾 様
http://www.bain.com/offices/tokyo/ja/
2009年 慶應義塾大学経済学部卒業。
2008年 公認会計士試験合格、同年KPMGあずさ監査法人入所。
主に、国内/外のエンターテイメント、自動車、出版、装置メーカー、ヘルスケア等の業界に対する会計監査に従事。合計3社の現場責任者を経験。
2012年 ベイン・アンド・カンパニー東京オフィス入社。
シニア・アソシエイト・コンサルタントとして、マネジメント・コンサルティングに従事。
国内/外の製造業、消費財、損保、ヘルスケア、PEファンド等の業界を過去に担当。

■マッキンゼー・アンド・カンパニー 堀江 隆介 様
http://www.mckinsey.com/global_locations/asia/japan/ja
慶應義塾大学卒業後、あらた監査法人に入社。
金融機関の会計監査業務に約4年半従事。
2013年夏よりESADE Business SchoolへMBA留学。
2015年4月より、Mckinsey & Companyへ入社。
特定非営利活動法人 MBAnoWA 代表理事、特定非営利活動法人 Platform for Accountant 代表理事。

■経営共創基盤(IGPI) 豊田 康一郎 様
https://www.igpi.co.jp/
2004年 公認会計士2次試験(旧試験制度)合格。
2005年 東京大学工学系大学院修了。
2005年よりあずさ監査法人にて製造業、エネルギー業、製薬業を中心に、会計監査、内部統制監査および財務デューデリジェンス業務に従事。
2009年より経営共創基盤(IGPI)に参画し、製造業、情報サービス業、外食業、小売業、エンタ-テイメント業、ネットベンチャー、ハイテクベンチャー等を対象とした、プリンシパル投資の検討・実行、経営計画策定支援業務、業務改善ハンズオン支援業務、新規事業開発業務、M&Aアドバイザリー業務、PMI業務に従事。

■リネアコンサルティング 大森 崇 様
1998年法政大学経営学部経営学科卒。
1998年現リクルートスタッフィング㈱入社。
2003年現プライスウォーターハウスクーパース㈱入社。
人事部採用責任者として中途、新卒の採用、育成に従事。
2008年リネアコンサルティング㈱を設立。
コンサルティング業界を中心としたヘッドハンティングや採用コンサルティングに従事。

会計士が戦略コンサルで活躍するには根本的な脳の使い方を変容させる必要がある

今回のパネルディスカッションの大枠の流れとしては、公認会計士且つ戦略コンサルタントとして活躍されている長濱氏、堀江氏、豊田氏からのお話を中心に、コンサルファームの人事をされていた大森氏が採用基準や必要なマインドセットのお話を添えていくというような感じで展開されていきました。
憧れの戦略系コンサルティングファームで働く公認会計士が登壇! 戦略コンサルキャリアセミナーが開催されました。 
3名の戦略コンサルタントからのお話の中で、共通していたのは「公認会計士の仕事で使う脳と戦略コンサルで使う脳は全く異なる」という点でした。そもそも業務内容が違うのですが、それ以上に物事の捉え方や考え方を根本的に変えていく必要があるということを、共通してお話しされていたのが印象的でした。
限られた時間の中で展開されたお話である為、当日の臨場感をうまくお伝えするのが記事の中だけでは難しいのですが、公認会計士のキャリアの延長線上にある仕事ではなく、キャリアチェンジで全く違う仕事にチャレンジする覚悟が必要であるということを、皆様、口を揃えてお話しされていました。端的に言うと、全ての事象をロジカルに落とし込む必要があるということで、その能力は先天的なものも必要なのかも知れませんが、「トレーニングを繰り返すこと」によって習得出来る後天的な面もあるというのが意外でした。
とは言え、脳の使い方を根本的に変容させる必要があるわけなので、戦略コンサル業界にチャレンジするのは、若いうちの方が良いとのことです。仮に、戦略コンサル業界で失敗してしまったとしても、公認会計士という資格があればまた会計業界でリスタートすることは十分に可能である為、少しでも興味がある方は若手公認会計士には、ぜひ、積極的にチャレンジしてみて欲しいとの楽観的な意見が聞けたことも面白いなと感じました。

左脳だけでなく右脳も大切!

そして、コンサルタントの方々にまた共通して言えることが、「とにかく話が上手い!」ということです。左脳でロジカルに落とし込んだ材料を、右脳で感性豊かに相手に伝えることが出来るといった印象です。聞き手側にスッと浸透する言葉を選びながら、自分の考えを相手に伝えるスキルの高さ、そして、つい引き込まれてしまう人間的魅力に、会場は真剣な眼差しと絶えない笑い声が混在する、何とも不思議な雰囲気に包まれていたのも印象的です。
質疑応答時はもちろん、話題の無茶ぶりに対しても、凄まじい頭の回転の速さで的確な回答をしている姿は、まさに皆が憧れるコンサルタントの姿そのものという感じでした。
パネルディスカッションの後、懇親会でお酒を飲みながらプライベートまで踏み込んだお話もさせて頂いたのですが、ほろ酔いのコンサルタント達はかなり情熱的な人間性をお持ちだとも感じられ、今まで戦略コンサルタントに持っていた冷徹そうなイメージが完全に覆ってしまったことも印象的でした。

まさにロジカル&エモーションの両方を兼ね備えた素晴らしい方々で、今回のイベント参加者も多くの実りと気づきを得られたイベントとなったようです。

(文/株式会社MS-Japan取締役 中園隼人)

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