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≪会計事務所の転職≫転職回数が多いと不利になるのか?

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2016年3月11日掲載

≪会計事務所の転職≫転職回数が多いと不利になるのか?

転職活動をされている方の多くが「転職で失敗したくない」というお気持ちかと思います。特に短い期間で複数回の転職を繰り返してしまった方などは、その気持ちも強いのではないでしょうか? 今回は会計業界の転職市場でも話題になる「転職回数」が実際の転職活動にどのように影響するか、という点についてお伝えしたいと思います。

転職回数が増える=可能性が狭まるのか?

そもそも転職回数が、多くなると転職で不利になるのでしょうか。
また、転職経験がない方のほうが転職歴のある方よりも評価されるのでしょうか?

一概には言えませんが「時と場合によって転職経験も武器になる」と言い切ってしまって良いと思います。 確かに転職回数が多ければ、面接官はその候補者に対して「これからも転職を繰り返すのでは?」「定着性がない人材を採用するのは不安」という印象を持ちやすいかも知れません。
但し、転職には様々な理由や背景があり、その中には納得できる事例もあるかと思います。退職の理由や背景に一貫性がなく、自己中心的な理由での転職と捉えられてしまうと、面接での印象は悪くなりますし、当然良い結果にはならない可能性が高いですが、今まで経験をしてきた仕事や経験値をどのように活かしていくか、ポジティブに自身を売り込めれば転職経験も武器になるものです。

人生初の転職も要注意! 転職経験者よりも厳しい目線で見られることも…

先程は転職回数が嵩んでしまっている方について触れましたが、実際には「人生で初めて転職をする」という方もいらっしゃるでしょう。
例えば初めて就職した事務所で20年以上勤務をされた方が初めて転職をされる場合、面接官は「長年勤めた事務所を何故辞めるのだろう?辞める必要があるのか?」と疑問に思うことでしょう。
そういった面接官の疑問・質問に対して、納得感のある回答が出来なかった場合、面接の結果は良いものにならないケースが多いようです。また、長年一社で勤めあげてきた方であれば、自分なりのポリシーや仕事の進め方など“自分色”が染み込んでいることも多いです。そういった長年積み上げてきた価値観を崩して、一から新しい環境に馴染めるか否かが採用の可否を分けると言っても過言ではありません。

結局、面接官は候補者の何を見ているのか?

前述の通りですが、転職回数が多ければ無条件に評価が下がるということでもありません。結局は、何故転職をして、その結果どのようなスキルを習得し、そして最終的にはどのようになりたいか、という「軸」がしっかりしているかが転職において重要なのです。
初めて転職する方も、転職を繰り返してしまっている方も、転職活動を行う際は、今一度ご自身の過去を振り返り自己分析をして、しっかりとした「軸」を持ってから転職先を決めると良いでしょう。

会計業界においては、転職は珍しいことではありません。実際に自身のキャリアを高めるために、今よりもレベルの高い事務所に移るという選択をされる方も大勢いらっしゃいます。転職回数が多くなってしまった方は、その結果どういった能力が身に付いたのか、転職先にどのように貢献できるかを伝えるようにして頂ければと思いますし、初めて転職をされる方も、何故転職をしようと思ったのか、そうすることで何を実現しようと考えているのかを自分の言葉で語れるようにしておきましょう。

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(文/シニアコンサルタント 高橋良輔)

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