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【コラム】会計士が主人公、10月米公開の映画「ジ・アカウンタント」を紹介!

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【コラム】会計士が主人公、10月米公開の映画「ジ・アカウンタント」を紹介!

先日、米ワーナー・ブラザースが手掛ける映画「ジ・アカウンタント(原題:The Accountant)」のティーザー映像(宣伝の初期に使用する短い映像のこと)が初公開されました。
当初は今年1月に日本で上映されるはずでしたが、配給会社の都合で延期され、2017年の劇場公開を予定しています。今回は、この「ジ・アカウンタント」のあらすじや、見どころをご紹介します。

「ジ・アカウンタント」のあらすじ

主人公のクリスチャン(以下クリス)・ウォルフを演じるのはベン・アフレック。俳優としても有名ですが、2013年の第85回アカデミー賞では自身が監督をした「アルゴ」が作品賞を受賞しています。
ベンが演じるクリスは、人間よりも数字に親しみを感じる数学的「サヴァン症候群」の障害を持っています。「サヴァン症候群」とは、重度の精神障害がありながら、ある特定の分野において飛びぬけた能力を発揮する症状を言い、クリスは少年期に医師から「アインシュタインやモーツァルト、そしてピカソらと同程度の極めて高度な認識能力がある」と診断を受けていました。そんなクリスは、子どもの頃から明晰な頭脳に恵まれる一方で、父親からは戦いの手ほどきを受けて育ちました。
成人し、小さな町の会計事務所で会計士として働くかたわら、彼は危険な犯罪組織に属し「殺し屋」という裏の顔を持っています。クリスの裏の顔を嗅ぎつけた財務省の犯罪捜査部は、彼への接触を試みます。
ある日クリスは、最先端のロボット工学の会社をクライアントとして仕事を引き受けることに。経理担当のダナ(アナ・ケンドリック)が、数百万ドルにものぼる帳簿の改ざんを見つけたので、クリスはそれを正常に戻していくことを試みますが、真実の数字に近づくにつれ死者の数が増えていく……というストーリーです。

「ジ・アカウンタント」の観どころ

ティーザー映像では、クリスの父親が「息子は普通になれるのか? そもそも、『普通」ってどういうことなのだろうか』「多分、息子には、私たち親が知りえないすごい能力があるのかもしれない」と語り、その後ストーリーのスリリングな展開があることを印象づけます。さらに財務省の犯罪捜査員レイ・キングも、ティーザー映像の中で「クリスは、メキシコ・シナロア州の麻薬カルテルから数百万ドルを盗み、うまく脱出できる能力がある」「クリスが持つ秘密を想像してみよう」などと、彼が持つ特別な能力について語っています。
また、経理担当役のアナ・ケンドリックの母親は会計士で、脚本を読んでもらい、役作りをする上でのアドバイスをもらったのだとか。そんなアナの演技にも注目です。

現在分かっていることは、「会計士」と「殺し屋」という、ある意味対極の職業(「殺し屋」は職業とは言わないのでしょうが……)を一人に配役している点です。実際、この映画は企画立案と立て直しを何度か繰り返し、ようやく監督がギャヴィン・オコナー、主演がベン・アフレックで落ち着いた経緯があるようです。
また「会計従事者=数学に強い」というステレオタイプそのままのキャラクターである、数学的サヴァン症候群を持つ主人公が、どのように改ざんされた帳簿を正常に戻し、その後ストーリーをどう展開させていくのか、批評しながら映画を観るのも面白そうです。

「ジ・アカウンタント」は、米国では10月14日公開予定です。日本での公開は2017年としか分かりませんがいろいろな観どころもあり、みてみたい映画の一つとなりそうですね。

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